有料老人ホームの食事

有料老人ホームでは、イベントや季節の行事に合った食事を用意してくれる老人ホームが多くあります。それだけではなく、テナントとして老人ホームのなかにレストランをもっているところもあり、そこでは利用者が各自の好きなものを注文できるようになっているところもあるようです。

出されたものを食べるのではなく、自分で選び、注文するということは、楽しみのひとつにもなると思います。また、簡単な自炊ができる簡易式の台所のようなものを設けているところもあります。これは全てを人に頼ってしまうのではなく、自尊心を維持する上でも大切なことではないでしょうか。

介護を必要とする方を対象にしている有料老人ホームでは、基本的に3食(朝・昼・晩)を提供するのが一般的です。それでも、食べ物の好みや習慣は人それぞれなもの。パンかお米か、メインはお肉かお魚か、または和食か洋食か、各自の好みに合わせて選ぶことができるようになっているところもあります。

食事は個人の好みの違いだけではなく、身体的な機能や病状によっては、咀嚼力の低下のためにご飯の硬さを調節しなければならないこともあります。

お粥と一言で言っても、どのくらいの硬さのものが適切なのかの配慮も必要になります。ご飯だけじゃなく、おかずもペースト状や刻み食など、食べやすい配慮が必要なケースもあると思います。

さらに、糖分や塩分、脂肪分などの摂取を控えなければならない病気を抱えた方もいらっしゃいます。このような個人個人に対するケアはどの程度対応してくれるのか、そういったケアは基本的な介護サービス内に含まれているのか、それとも特別に申し出る必要があり、別料金になるのかの確認も必要です。

いつもは食堂などで一緒に食事をするにしても、家族や見舞い客があった場合には、一緒に食事をすることは可能なのか、そのためのスペースはあるのかなどの事前確認も、後々不快な思いをしないためにも大切です。

何事も事前確認を怠らないように心がけましょう。確認はいくらしてもしすぎるということはありません。できる限りトラブルを避けられるように、念には念を入れて確認しておきましょう。